先に描いたクルミボタンキャンバスは
モチーフが固い金属だったのでグリザイユ(先にモノトーンでデッサンしておく)で描きましたが、
今回は柔らかい植物なので
カマイユ(茶系でデッサンする)で描きます。

私の描き方の場合は、
カマイユの着彩では、一般的な油絵の描き方と同じで絵の具を練って乗せているのですが、
着彩層を塗り重ねて混色いたくらい、ごく薄く塗っていたグリザイユと対照に、
絵の具をしっかり乗せていくと筆跡が残って柔らかい感じになるからです。


一日でカマイユを終わらせないと後がないので簡単にざっくり描きます。

上記の通り絵の具をしっかり乗せていくつもりで、
あまり残らないので適当に描いても大丈夫だったりします。
だからと言ってハイライトも暗く塗り潰すと、
シルバーホワイトなんか特に何度塗っても透けて明るくするのが大変だったりするので要注意だ！
この時点で割とデッサンして形と明暗をはっきりしておくと、後で頭抱えて何が何だかわからなくなった時に効力を発揮します。




まず、葉は固有色が濃いのでイエローオーカーをベタ塗りしました。
ほとんど揮発性油しか混ぜていないと粉っぽいので、
ティッシュや指、乾いた筆で軽くトントン叩けは目立つようなまだらにはなりません。
…が、消しゴムで消えるくらい固着力はありません。
はい、はみ出したとこ消しました(爆)

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